定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
第百七十七弾

タイトル : 「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか
ジャンル : ビジネス書
評価 : ★★★★☆
著者 : 福江 純 著
感想 :
天文学者/大学教授の著者による相対性理論についての
まとめです。
相対性理論について、非常にわかりやすくまとめられていて、
初心者でも読めるないようになっていると思いました。
(公式や計算式も必要最低限で、多くは出てきません。)
勉強になりました。
物理学やアインシュタインのすごいところは、当たり前の
事象に疑問をもち、そこから思考を発展させていくところ
だと思います。
もし光を追いかけたらどうなるの?(追いかけても、同じ速度で進む)
光の正体は何なのか?(電磁波)
なぜ光は遠くへ伝わるの?(光は電磁波のため、媒体がなくても伝わる。)
なぜ重力は発生するのか?(時間と空間がゆがむ)
物質を分解していくと、最終的には何になり、どんな挙動をするのか?(量子力学)
質量はエネルギーに変換できる(E=mc2)
等など、普段は疑問に感じない事を、突き詰めて法則性を
見出すところにすごさと面白さがあるように思います。
自分自身の考えを深める上でも、役に立ちました。
面白かったです。