定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
第百七十四弾
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タイトル : 世界の仕組みを物理学で知る
ジャンル : ビジネス書
評価 : ★★★☆☆
著者 : 松原 隆彦 著
感想 :
タイトルの通り、身の回りにあるものを物理学の観点から説明
するのが目的の本です。
1つの事に対して深く突っ込んだ本ではなく、いろんなものを
かんたんに説明してくれている本で、非常に読みやすく、素人の
僕にもよく分かりました。
一番興味を引かれたのは、アインシュタインによる一般相対性理論
の発見とその証明でした。
通常の物理学では、実験結果から既存の理論とのズレを見いだし、
その差分を分析して新しい理論を見つけていくモノのようです。
しかし、アインシュタインは実験からズレを見つける前に、頭の中で
「なぜ引力が働くのか?」との疑問から思考を発展させて、
一般相対性理論を導き出したようです。
確かに、天才としか言いようがないな、って思いました。
あと、量子力学の考え方が面白かったので、もう少し勉強してみたい
と思います。
物理のさわりを知りたい方は、ぜひ一度読んでみてください。