定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
第百七十五弾
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タイトル : 「量子論」を楽しむ本
ジャンル : ビジネス書
評価 : ★★★★☆
著者 : 佐藤 勝彦 著
感想 :
量子論の概要を知りたくて購入しました。
素人の僕にも分かりやすく説明してくれていて、とても読みやす
かったです。勉強になりました。
ただ、理解するのが非常に難しかったので、何回も読み、インターネット
でも、色々調べました。
日常では経験できない考え方なので、敬遠されるのも分かる気がします。
その中でも、以下の4つの話が非常に面白かったです。
●相補性
=電子は「粒」と「波」の両方の性質を持つ。(粒が動いて波になって
いるのではない)
●重ね合わせ
=電子には重ね合わせが起こっている。つまり、電子がA地点にいる
状態とB地点にいる状態が1つの電子で起こっている。
●ミクロの世界では観測に影響が出る
=電子は「波」の性質を持つが、その状態を観測できない。観測する
ためには、光を当てないといけないが、光を当てると電子の状態が
変わり、正確な状態ではなくなる。
●不確定性(原理)
=電子は1つでありながら「波」の性質を持つ。
つまり、位置を決めようとすると速度に無限の可能性がでる。
逆に、速度を決めようとすると位置に無限の可能性がでる。
量子論の概要をつかむには、おすすめの入門書でした。
興味のある方はぜひ一度読んでみてください。