定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
第五十八弾
マインドフルネスの教科書
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タイトル : マインドフルネスの教科書
ジャンル : ビジネス
評価 : ★★★★★
対象 : マインドフルネス
著者 : 藤井 英雄 著
感想 :
精神科医であり、マインドフルネスを専門とした会社の代表でもある
著者が書いた本ですね。
マインドフルネスとは何か?タイトル通り、イチから解説してくれている
教科書のようで、マインドフルネスの仕組み、実践方法など、解説して
くれています。
ただ、教科書と言っても、理屈だけではないです。
著者は実際にカウンセリングなどもしているようで、そのカウンセリング
を通しての体験談や、著者自身の体験談も書いてくれているので、より
分かりやすいと思いました。
で、中身ですが、
一言で言うと、とってもわかりやすいです。
マインドフルネスとは『今ここで、この瞬間に、頭で考えていたこと、行動
していたことに気づく』こと。
例えば、
●まわりで起こった現象に意識が反応し、自動的に不安との意味付けを
頭でしたら、『今、自動的に頭が不安って判断したな。』ってことに気づく
ということだと思いますが、
この、『今この瞬間の自分の状態に気づく』という状態を1回では無く、
何回も角度を変えて説明してくれているので、だんだんと分かるように
なってきました。
前半は原理の説明ですが、後半は実際のエクササイズ、つまりマインド
フルネスを強化するやり方を書いてくれています。
基本的には意図的に自分がマインドフルネスの状態(今に気づく)を
作り出すエクササイズで、とってもかんたんです。
●自分自身の状態や、周りの状態を実況中継する。
●ラベルリングして、その時の感情を声に出す。
等々です。
マインドフルネス入門にもおすすめですし、既に知っていて実際のトレーニ
ングや使いかたを知りたい人にもおすすめの一冊です。
ぜひ一度読んでみてください!
では。