定期的に読んだ本と感想を書いていきます！（第百九十七弾）
📖世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた (永井孝尚 著)📖
| タイトル | 世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた | |||
|---|---|---|---|---|
| 著者 | 永井孝尚 著 | |||
| 発行日 | 2020年11月13日 | |||
| 発行所 | KADOKAWA | |||
| レビュー | （★3.0） | |||
マーケティング戦略コンサルタントであり、企業・団体への戦略支援や研修・セミナーを多く実施しています。
本書は、著者がマーケティングに関する著作50冊を分かりやすく1冊の本にまとめてくれた本であり、50冊分の本の要約と、著者の見解が学べる本になっています。
面白く読まさせていただき、参考になる箇所が多かったです。
ただ、本書のターゲットが恐らく大企業のマーケット担当者であり、零細企業を運営する私とは、需要と供給がマッチしない部分もあったので、★は3つにしました。
本書で気になった箇所を引用します。
【世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた（本書）のポイント】
- 戦略とは何をやらないかを決めることが重要。
…星野リゾートの戦略計画査定ステップについて、星野リゾートでは「リゾート運営の達人になる」との長期ビジョンの元、ホテルの自社所有をやらず、ホテルの運営に特化した経営にシフトした。 - ポジショニングは1番乗りを目指す
･･･とにかく一番乗りできる場所を探す。相手の脳内に一番乗りすればポジションを確保出来る。新商品は既存商品に対抗させる形でポジショニングする。 - ブランド成功の鍵は何をさておき顧客数を増やすことである。
- 両利き経営のポイント
1．検索と進化が同時に必要
2．経営陣が新規事業の育成と資金供給に関わり、監督し、既存部門から保護する
3．新規事業を既存事業からはなしつつ、企業の強みを生かせる組織の仕組みをつくる
4．共通のビジョン・価値観・文化をつくり、全員が仲間だという意識を持たせる - 商売とは、お客さまを大事にすること、そして信用を大事にすること、それに尽きる
特に、大企業のマーケティング戦略やブランディング戦略が1冊で学べると思います。
気になる人は、是非読んでみてください。
