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嫌われる勇気(岸見一郎、古賀史健 著)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第三十三弾

嫌われる勇気

嫌われる勇気(岸見一郎、古賀史健 著)

タイトル  : 嫌われる勇気
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★★★
対象    : 自己啓発
著者    : 岸見一郎、古賀史健氏
感想    :

哲学者の岸見一郎氏とフリーランサーの古賀史健氏が書いた本
ですね。

アドラーを研究した哲学者とその哲学者を訪れた青年との対話
形式で物語が進んでいきます。

現在の状況に悩みを抱えた青年今の現状を変えられないとする
話に対して、哲学者はその話や考え方を変えていきます。

●過去があるから現在があるではなく、現在の進む目的のために
 過去の事象・経験を自分で選択している。

 つまり、人見知り、○○ができないなど、現在のネガティブな状態
 は、過去の経験から作られたものではなく、現在の自分がそうあり
 たいから、過去の失敗経験を持ち出してそのような理由付けをして
 いる。

●親子関係や親密な関係であっても他者の課題には介入しない、
 また、本来できない。

●人は平等。つまり、本来人をほめることもできないし、叱ることも
 できない。

 つまり、ほめる事、叱ること自体相手を操作しようとする行動であり、
 人は相手を操作することなどできないし、その行動自体が平等で
 はない。

など、生き方の本質を突く考え方から、最後には

●他者に貢献することが生きる道での指標である。
 何があっても、この指標を見失わなければ人生に迷うことはない。

と、「貢献感」を感じることが生きる目的だと説かれています。

勉強になりました。

他人に好かれることは本来不可能(他人に好かれるということは
他人の気持ちをコントロールすること)とですし、それをしようとする
事は、自分を相手の価値観に合わせることで自分を消してしまう
事だと思いました。

自己啓発の本としてはかなり本質を突いた思想が学べるのでは
ないでしょうか。

おススメです。

ぜひ読んでみてください

では!!

この記事の監修者・執筆者

森口雄一朗と申します。1984年(昭和59年)生まれ。2022年3月15日に結婚、2児のパパ。趣味や日常をつぶやきます。