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感情 (ディラン・エヴァンス著)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第百十六弾

感情

感情 (ディラン・エヴァンス著)

タイトル  : 感情
ジャンル : ビジネス書
評価    : ★★★★★
著者    : ディラン・エヴァンス著
感想    :

感情心理学の研究者である、著者が書いた本です。

タイトル通り『感情とは何か?どんな働きをしているのか?』を1冊で
分かるようにまとめてくれています。

とてもわかりやすく勉強になりました。
感情についての勉強をしたことがなかったのですが、それでも引っか
かることなく、スラスラと読めて内容を理解できました。

一言で言うと、感情は非合理的なものではなく、とても合理的であり
理性に従って行動し結果的に損してしまうのを食い止めてくれるもの。
だと思いました。
(本書で例を上げて何回か説明があります。)

もちろん、行き過ぎた感情は結果的に損をしてしまうので、理想的な
状態は、理性と感情を適切な状態でハイブリットさせることだと思い
ました。
つまり、『感情を無視して理性だけにしたがって行動する』、『理性を
無視して感情だけに従って行動する』ことは結果的に損をするという
こと。

また進化する上で身についた基本的な感情(基本情動)『喜び』『怒り』
『恐れ』『悲痛』『驚き』『嫌悪』が、どのように進化に寄与してきたかを
説明してくれいています。
※例えば『恐れ』であれば、危険なものを遠ざけるなど。

改めて、自分自身がどのようなときにどのような感情になるのか?
その感情がどのような結果を自分にもたらしてくれるのか?
感情の棚卸しをしても面白いと思います。

基本的な感情(基本情動)の他にも、『愛』『罪悪感』『てれ・決まりの
悪さ』『恥』『羨み』『嫉妬』の説明もあり、これらは何なのか?大まかに
分かるようになっていました。

感情についての基本的なことを勉強したい方にはオススメの一冊です。
ぜひ一度読んでみてください。

では!

この記事の監修者・執筆者

森口雄一朗と申します。1984年(昭和59年)生まれ。2022年3月15日に結婚、2児のパパ。趣味や日常をつぶやきます。