定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
第百七十弾
意識はいつ生まれるのか
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タイトル : 意識はいつ生まれるのか
ジャンル : ビジネス書
評価 : ★★★★☆
著者 : ジュリオ・トノーニ 著
感想 :
アメリカの精神科医によってまとめられた、「脳での意識の
作られ方」や「それを測る方法があるのか?」をまとめられて
います。
非常に面白く読めました。
脳は各細胞で構成されているが、その細胞が互いに影響し合い、
統合されて意識が生まれるようで、とてつもない奇跡が起こって
いるように思いました。
また、本の書き方が、「意識はこうである!」と単純に書かれて
いる本ではなく、意識はどこまで解明されているのか?どうとら
えれば良いか?を、多角的に検討・検証している内容です。
本の中で色々と考えられていて、その物語に入り込むことが
できました。
逆に言うと「ハッキリ言い切って欲しい」とか、「結論だけ知りたい」
って、思っている人は、すこし読みにくい内容かも知れません。
「自分の意識って、こうやって生まれるんだな。」とか、「意識と
無意識の境界線ってどこかな?」って、考えながら、自分自身の
意識に集中すると、なかなか感慨深い物があります。
面白い内容でした。ぜひ一度読んでみてください。