定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
第百五十二弾
INSIGHT 「欲しい」の本質
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タイトル : INSIGHT 「欲しい」の本質
ジャンル : ビジネス書
評価 : ★★★☆☆
著者 : 大松孝弘・波田浩之 著
感想 :
インサイトリサーチをサービスとしている会社の代表と元執行役員
により、インサイトの見つけ方をこの1冊の本でまとめてくれています。
前半は心構えや考え方、後半は具体的な手法でした。
手法は正直「僕には学ぶには早かったかな?」って感じましたが、
前半の心構えや考え方はとても勉強になりました。
特にインサイトの定義についてです。
インサイトとは、「単なる感情ではなく、客観的な事実に基づく感情で
あること。」と定義されていることです。
例えば、お茶づけ海苔を例に挙げて、
[NG]お茶づけ海苔はなんとなく孤独で寂しい感じがする
[OK]お茶づけ海苔の「カサッカサッ」とした顆粒音を聞くと、孤独で
寂しい感じがしてくる。
といったモノです。
[NG]例と[OK]例で言うと、顧客のインサイトに対する解決方法が
全くちがって来るのが分かりました。
顧客のインサイトを考える上でも、ただ単純に感情をイメージするので
はなく、客観的な事実に基づく感情をイメージし、解決方法を考えて
行きたいと思いました。
インサイトの定義やその見つけ方について、勉強になると思います。
ぜひ一度読んでみてください。
では。