定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
第九十一弾
9つの性格―エニアグラムで見つかる[本当の自分]と最良の人間関係
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タイトル : 9つの性格―エニアグラムで見つかる[本当の自分]と最良の人間関係
ジャンル : ビジネス
評価 : ★★★★★
対象 : 自分探し
著者 : フェリック・デニス 著
感想 :
もともと教授から本書タイトルのエニアグラムを教えるエニアグラム
カレッジの代表も務める著者が書いた本ですね。
人間の性格は9つに分類できると説いたエニアグラムの人間学を
分かりやすく1冊にまとめてくれています。
とても勉強になりました。
分類された9つの性格から自分のタイプを特定していく形ですが、
自分自身の性格について、本の序盤は「こうかな?」と考えている
のが読み進めるうちに「やっぱり」みたいな感覚になりました。
(人によっては、ちがう結果になるかもしれません。)
100%自分のことが分かるかどうかはその人次第だと思いますが、
僕はかなり納得させられました。
具体的には人は以下の9つの性格に分類できることから始まります。
(しかも、9つの性格の人はほぼ同じ割合で存在する。)
1.完全でありたい人
2.人の助けになりたい人
3.成功を追い求める人
4.特別な存在であろうとする人
5.知識を得て観察する人
6.安全を求めて慎重に行動する人
7.楽しさを求め計画する人
8.強さを求め自己主張する人
9.調和と平和を願う人
このためにいくつかの質問があり、それぞれのタイプの説明、実際に
そのタイプだった人の思考パターンが説明されています。
次に、それぞれの性格がいい傾向に出た時、悪い傾向に出た時に
どういう行動パターンを取るかの説明です。
僕のパターンは『5.知識を得て観察する人』でした。
性格は、分析力が高い、一人が好き、冷静、消極的、知性への慢心、
愛想がない。で、ほぼ当てはまったパターンでした。
また、それの性格がいい方に振れた時、悪い方に振れた時のパターン
も納得できました。
9つの性格ですべて説明が付くのもびっくりしたのですが、もう一つ
びっくりしたのが、行動をするための活力をえる源泉も3つあるという
こと。
1.本能中枢
2.感情中枢
3.思考中枢
僕は『3.思考中枢』パターンだったのですが、周りの人がなぜ感情で
行動できるのかが理解できていませんでした。
また、なぜ他の人は周りの人の反応や感情がそれほど気になるかも
理解出来ていなかったです。
(またそれは自分にとって良くない事ではないか?とまで思っていました。)
それが本書の説明を見て理解できました。
(感情の起伏が自分の活力でないのは悪いことではなく、そういう性格
パターンであること。)
自分自身の性格を見直す意味でも、自分の性格ってどうなの?って
思っている人にも役立つ1冊と思います。
ぜひ一度読んでみてください!
では!