定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
第百三十七弾
10倍速く書ける 超スピード文章術
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タイトル : 10倍速く書ける 超スピード文章術
ジャンル : ビジネス書
評価 : ★★★★☆
著者 : 上阪 徹 著
感想 :
ブックライターで超速筆でもある著者が、文章を速く書くために
必要なことや考え方をこの1冊でまとめてくれています。
著者が一番こだわっているのは、『素材集め』です。
文章を書くためのターゲット設定や目的の明確化など、基本的な
ことを押さえた上で、文章は上手く書くのではなく、情報伝達手段
であると割り切っています。
伝えたい素材がよければ、文章をほとんど書く必要はなく、
並べるだけで文章は完成するとのことです。
また、特に大事にしている素材は、「独自の事実」「エピソード」
「数字」のようです。
勉強になりました。
確かに「文章を書こう」と思うと、長く書こうとしたり、上手く書こうと
したりします。
けど、「素材を並べるだけでいい」と割り切って書くと、余計なことを
考えなくてすむし、結果的に伝わりやすい文章になるように思いました。
逆に「書けない」とすると、それは文章力がへたなのではなく、
「素材が足りていないだけ」ととれると思います。
文章を書く上で困ったら、「素材が足りていないだけ」を自分に言い
聞かせたいと思います。
普段から素材を集める上で、
●どんなものに「ハッ」としたか?
●気になったのはどの部分か?
●それを見て自分はどう思ったか?(どうとらえたか?)
は、意識したいと思いました。
また、
●読み手は「どんな課題を解決したいのか?」
●読み手にどう感じてもらいたいのか?
は意識しようと思います。
速く書く上でも、文章をまとめる上でも参考になりました。
ぜひ一度読んでみてください。
では。