定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
第百四十二弾
ビジョナリーカンパニー
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タイトル : ビジョナリーカンパニー
ジャンル : ビジネス書
評価 : ★★★★★
著者 : ジム・コリンズ/ジェリー・ポラス 著
感想 :
ビジネススクールの研究者でありコンサルタントの著者が、長く成功
している企業18社を調査し、それらの企業に共通している「生存の
原則」をまとめられた本です。
めちゃくちゃ勉強になりました。
20年以上も前に書かれた本とは思えないレベルです。
本書にもありますが、内容の要点をまとめると、この4点です。
●時を告げるのではなく、時を作る
●「ANDの才能」を重視する
●基本理念を維持し、進歩を促す
●一貫性を追求する
特に『「AND」の才能を重視する』は、今までになかったというか、
逆の考えを持っていました。
もともとは、物事にはつねに『バランス』存在し、「AとBのバランス
がとれる部分はどこか?」を常に考えながら、仕事や生活をして
いいました。
が、本書ではそうではなく、相反する二者択一を受け入れ同時に
追求できるとする考えのようです。
つまり、『利益の追求と目的の尊重』、『安定か変化か』のような
一見同時に達成できなさそうなことを追求していくというもの。
『ANDの考え』はすぐに達成できるものではないかも知れませんが、
常に『AとBどちらも達成できる方法』を追求していきたいと思い
ました。
また『基本理念は変えないが、それ以外は常に変化させる』も、
勉強になる考えでした。
要はやり方や環境、スキルはどんどん変化させるが、『会社
(個人であれば自分自身)は絶対にあきらめない』というものです。
あきらめない自分自身の根本的な存在理由(存続理由)は何
なのか?それ以外の変えてもいい環境、スキルは何なのか?
は、常にハッキリさせて起こうと思いました。
それ以外にも、調査対象企業(3Mなど)が具体的に実施している
ことなども紹介があり、とても勉強になりました。
おすすめの1冊です。
ぜひ読んでみてください!