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錯覚の科学 (クリストファー・チャブリス/ダニエル・シモンズ)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第百十一弾

錯覚の科学

錯覚の科学 (クリストファー・チャブリス/ダニエル・シモンズ)

タイトル  : 錯覚の科学
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★☆☆
対象    : 心理学
著者    : クリストファー・チャブリス/ダニエル・シモンズ 著
感想    :

アメリカの心理学者2人で書かれた本ですね。
タイトル通り、錯覚についての数多くの実験をしていて、その内容が1冊の
本でまとめられています。
元々英語の本ですが、英語版は『The Invisible Gorilla(見えないゴリラ)』の
名前の本のようです。

人は自分が考えている以上に錯覚を起こしやすいし、実際に起こしている
ことがこの本でよく分かります。

自信、知識、直感、などなど。
「確かに錯覚している。」と思えることもありました。

たとえば自信。
・弱いプレーヤーの方が強いプレイヤーよりも自信過剰になる
・内容にかかわらず、自信満々にしゃべると相手を納得させやすい
・リーダーになりやすい人は、その人が能力があるからではなく、他の人
 よりも先に答えるから。
こういうことが書かれてありました。どれも心当たりがあります。
自分に置き換えた場合、
「自分は自信過剰になりすぎていないか?」
「相手の話の内容で納得しようとしているのか?相手が自信満々な態度
だから納得しようとしているのか?」
「リーダーになりたい場合はとにかく先に答えてみる」
これらを注意して日常生活に使いたいと思いました。

●知識もその通で、
「自分が知っている」と思っていることは本当にその仕組を知っている
のか?単純に使い方を知っているのか?(たとえば車や電車、トイレなど)
常に「なぜそうなっているのか?」の疑問を持っておくことは大切だと新た
めて教えてくれます。

●直感について
直感が有効なときもあれば熟考での判断が必要になるときもある。
場面に応じて自分で使い分ける。

などなど、勉強になる実験とそれに関する考察がたくさん書かれていました。
特に上に上げた自信、知識、直感は自分も錯覚していないか?
日頃から疑問をもって陥らないように心がけたいと思っています。

面白かったです!!

この記事の監修者・執筆者

森口雄一朗と申します。1984年(昭和59年)生まれ。2022年3月15日に結婚、2児のパパ。趣味や日常をつぶやきます。