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文章力の基本(阿部 紘久 著)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
せっかくなのでシェアします。よかったら参考にしてみてください!

第百一弾

文章力の基本

文章力の基本(阿部 紘久 著)

タイトル  : 文章力の基本
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★★☆
対象    : 文章の基本を学ぶ
著者    : 阿部 紘久 著
感想    :

『文章を書くのが苦手・・・』の方にはぴったりの本ではない
でしょうか。(僕も文章は苦手ですが(;´Д`))

帝人(テイジン)で企画として勤務し、その間にも海外勤務も
経験した著者が書いた本です。
大学や、企業向けに文章力の指導もされているようですね。

タイトル通り、文章の基本がとっても勉強になりました。

マインドセットや心構えよりも、具体的なテクニックが勉強
できます。

文章は「相手の理解と共感を得るもの」とのマインドセット
のもとに、文章の基本を伝えたいのが意図のようです。
基本なので、企画書の書き方、メール、コピーライト・・・
何にでも使えると思います。

で、僕が参考になったところをピックアップします。

●そもそも文章力とは何か?
 単に言葉を巧みに操る力ではなく、
 1.自分の考えを組み立てる力
 2.相手(読み手)のことを理解する力
 3.的確な言語表現力
 つまり、社会人としての総合的な能力のこと。

 もう少し具体的は、
 「着想力」「連想力」「優先順位の判断力」
 「構造的に把握する力」「創造性、独自性」
 「人間理解力」「言語表現力」からなっている。

 つまり、問題発見/解決力など総合的な能力であること。

●出来るだけシンプルに書く。
 『誰が』『何を『どうした』の形で出来るだけシンプルに書く、
 名詞と述語の関係性がわかりにくくなる表現を避ける。

●概念(コンセプト)をつかむ。
 1つの文章に2つのコンセプトを入れると文章が伝わら
 ない。その場合は文章を分ける。

●同じ話はまとめて書く。
 『初めに出てきたことが後でも話されること』『途中で話が
 飛んで別の話しに行くこと』このような文章になっていない
 か、注意する。基本は時系列で書く。

●ぼかやして書かない。
 「~など」「~な感覚だ」「~の中で」「基本的に~」「~したり」
 など、ぼかすような表現をせずに言い切る。
 ぼかして書くと、相手に刺さらない文章になる。
 ⇒これはよくやってしまうやり方です。癖になっているので、
   直そうと思います。(自分の責任逃れではなく、相手に
   伝えるために文章を書く。)

●箇条書きを活用する。
 文章を書くときは「箇条書きに出来ないか?」を自問自答する。
 ⇒これも使えるやり方だと思います。箇条書きの方が分かり
  安いのは明白なので、積極的に取り入れようと思います。

●いきなり核心に入る。
 前置きをしてから文章を書く人がいる。読み手を待たせては
 いけない。核心をまず書いてから、細かい話に展開する。
 ⇒これもやりがちです。僕の中では前置きを書いた方が
  リズムを作れるのですが、読み手は関係ないですね。
  「核心をまず書く」を頭に置いて書きたいと思います。

基本なので、知っている内容も多いと思いますが改めて、
「自分の文章が相手に伝わるか?」を見直す機会になります。
これから文章の書き方を覚える人にも役立ちます。

ぜひ一度読んでみてください。

では!

この記事の監修者・執筆者

森口雄一朗と申します。1984年(昭和59年)生まれ。2022年3月15日に結婚、2児のパパ。趣味や日常をつぶやきます。