定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
第五十五弾
がんになって、止めたこと、やったこと
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タイトル : がんになって、止めたこと、やったこと
ジャンル : ビジネス
評価 : ★★★★★
対象 : 生活習慣の改善からがんの克服へ
著者 : 野中 秀訓 著
感想 :
著者の体験談がそのままドキュメンタリー形式で書かれています。
もともと起業をして、会社が軌道に乗り始めた時に、「大腸がん
ステージ4」で「余命1年」と宣告されます。
そこから、様々な生活習慣の見直しと、「延命」ではなく「寛解」を
目的とした治療を通して「寛解」するまでの思いと行動が紹介
されています。
勉強になりました。
また、この手の病気に関する本は読んだことがなかったのですが、
健康や生活習慣に対する考えも「今の状態で本当にいいのか?」
と考えさせられる内容になっていました。
で、内容ですが、基本的には
●がんを宣告されてから寛解までのドキュメンタリー
になっていて、著者ががんの告知を受けてからの感情、思いと実際の
行動が書かれています。
また、治療をしていくわけですが、その中で、
●直接的にがん治療としてやった事
●がんの要因となっている生活習慣の見直し、実際にやった事
が、まとめて紹介されています。
特に生活習慣の見直しが勉強になりました。
がんに限った事ではないですが、
1.食事を改善する
・精製された穀類は避ける
・タンパク質は魚から取る
・レトルト、加工食品、お菓子は避ける
・糖質の種類に気を付ける
・カフェインを取らない
・禁酒する 等々
2.早寝早起きの習慣化
3.思考回路を変えてストレスをなくす
等々、あらゆる病気の元となりそうな習慣を根本的に見直したと
あります。
特に、食事に関しては細かく書かれていて、当時食べていた生活習慣に
悪いと思われるもの/いいと思われるものは細かく書かれています。
(それだけ、重要ということでしょうか。)
また、実際に今日からでもやれる内容も書かれています。
治療の内容もそうかもしれませんが、生活習慣もかなりまねできる内容
も盛り込まれていると思います。
ぜひ一度読んでみてください。
では!